会長

会長挨拶

この度、第60回日本心身医学会九州地方会を2021年(令和3年)1月31日(日)に開催されることが決まり、会長を務めさせていただく土田 治と申します。日本心身医学会九州地方会は、九州大学心療内科池見 酉次郎初代教授が昭和36年に第1回大会を福岡市で開催し、以降、年1回九州・沖縄各地で開催され、今回で節目の60回を迎えることになりました。
今回の学会テーマは「心身医学の未来を見据えて」といたしました。心身医学が日本で認知され60年以上が経過し、一般臨床の中にかなり浸透していったと思います。しかし、いまだに精神科との違いがよくわからないなどの疑問が残っているのも事実です。今後、未来に向けて心身医学が医療の中で果たす役割は何なのか、それに対する答えを見出せるような学会にしたいと思っております。
当初は、福岡市にあります九州大学百年講堂で2日間の開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、現地での開催を行わず全てリモートでのオンライン開催で、期間も1日に短縮して行うこととなりました。当初予定しておりました市民公開講座も残念ながら中止となりましたが、それに代わり新型コロナウイルス感染症に関連した緊急特別企画を行うことにいたしました。コロナ禍で一変した生活様式の変化により、身体面・精神面への影響が医療界の中でも懸念されております。うつ病、不安障害をはじめとして認知症、肥満など身体への悪影響も課題となっております。そのような状況の中で、我々心療内科が果たせる役割について議論する場を提供したいと考えております。その他、機能性消化管障害や慢性疼痛などに関連したシンポジウムや、心身医学に尽力された諸先輩方の特別講演なども予定しております。また、幅広い分野からの一般演題も多数集め、第60回の節目の学会に相応しい内容にすべく努力しているところでございます。
通常であれば本学会は、心身医学会会員のみの参加でありましたが、今回オンライン開催のメリットを生かして、学会会員以外の方にも幅広く視聴していただく機会を設けました。心身医学をあまり知らない方にとっても、心身医学を正しく理解する場を提供できるのではと考えております。オンライン開催は我々も初めての経験で、不備な点があるかと思いますが、参加された皆様にとって意義のある学会にすべく、スタッフ一丸となり準備を進めております。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

第60回日本心身医学会九州地方会会長

土田 治
福岡県済生会飯塚嘉穂病院副院長/心療内科、消化器病センター長

お知らせ

2021.1.31

本大会は終了しました

第60回日本心身医学会九州地方会は無事終了することができました。ご参加・ご協賛いただきました皆様、ありがとうございました。オンデマンド配信については、準備が整い次第、個別にメールでお知らせいたしますのでお待ちください。